2016年度 世界におけるeコマース企業トップ10(10位~7位)
2017/03/28
カテゴリー越境EC最新情報
eコマース企業は輸送方法を大きく変化させただけでなくオンライン上でも大きな力を発揮しており、インターネットとスマートフォンの使用が増加するにつれ、eコマース企業は世界中で驚異的な急成長を遂げている。
2016年時点で世界トップ10のeコマース企業を3回に分けて紹介する。
10位. 楽天
収益:6億4900万USドル
楽天の2012年の所得は46億USドルで、約2億4400万USドルの利益を得ており、2013年6月時点で楽天は世界中に10,351の代理店を持つ世界最大規模の電子商取引企業の1つとなっている。楽天は日本国内での業務展開後、2005年に買収や合弁事業を通じてブランド強化を行い、海外展開を開始。楽天の目標はインターネットを通じて「人と社会に力を与える」ことであり、また世界第1位のインターネット組織団体になることである。
9位. オットー
収益:6億5000万USドル
オットーバンチ、またはオットー(過去のオットーVersand)は、世界最大の電子商取引機関の1つ。
小売業として60年の歴史を持つ先駆者としての地位を築き、eコマースビジネスやインターネットの急成長に伴い企業も成長させていった。当初は手渡しでのサービスを行っていたが、1963年に電話注文、1995年にオンラインへと変化していった。
1970年に初めて売上高が10億ドイツマルクを超え、世界最大の企業へと成長していった。ドイツ統一は一時的なインパクトとなったが、新規分野に参入することで事業拡大を実現した。現在小売り関連団体のサプライヤーとして世界規模で協力しており、これによって世界最大のオンライン小売業者としての地位を再設計するという成果を上げ、アマゾンに次ぐ世界第2の企業となった。ドイツでは最も認知度がある有名な企業で(B2C)、“どこでも取引が出来る”がブランドポリシーである。
8位. eBay
収益:8億5920万USドル
eBayはアメリカの多国籍パートナーシップそしてe-トレード組織であり、ウェブ上での顧客と企業間の取引の場を提供している。
1995年に設立され、ウェブサイトのバブルの逆境を克服する目覚しい例となった企業。 今日では、世界30カ国以上で事業が展開されており、世界で最も認知度の高いeコマースブランドの1つとして数十億ドルの事業を展開している。
eBayは個人や組織へ広範囲な品揃えを売買するためのオンライン決済とショッピングサイトであり、購入者はサイト利用がもちろん可能だが、ディーラーは物品掲示のための費用を払うだけでなく物品が売れた時に再度費用を請求されるシステムとなっている。eBay Inc.は2005年にスカイプを取得し、基本となる顧客の基盤を世界中の4億8000万人以上の顧客に拡大した。
7位. Priceline.com
収益:9億2240万USドル
Priceline.comはアメリカの企業で、航空券や宿泊施設など旅行関連の購入時に最大の値引きを得られる手助けをするビジネスサイト。同社はWebサイトを立ち上げた段階で様々な手段を探り、まずはYour Own Priceモデルという名称で長距離電話と車両の販売を行った。次にPricelineはPriceline Yard Salesというオンラインでの中古品販売事業にも参入した。 このサイトではPricelineシステムを利用して様々な中古品を扱い、個人で交換することが可能なのだ。さらに持ち家担保を実現するためのシステム、Your Own Rate Systemも銀行と提携し参入を実現した。
現在Priceline.comはPriceline Groupにある6つの重要なブランドのうちの1つで、プライスラインは、2015年5月に、中国のオンライン旅行会社Ctripに2億5千万ドルを追加投資し急速に発展する中国市場を開拓すると宣言した。
次回は6位~4位の企業を紹介する。