越境EC・海外WEBマーケティング・タオバオ通販なら、他が追随できないTRUEコンサルティングへ!

トップ > 越境EC最新情報 > インドで急成長中の新規サイトとベンチャーキャピタルファンドの傾向

インドで急成長中の新規サイトとベンチャーキャピタルファンドの傾向

2016/10/13

カテゴリー越境EC最新情報

 

新興国の多くは人口が増加傾向にあるが、その規模や次世代を見据えた時にインド以上の国はない、と考える投資家も多い。その動きをいち早くキャッチした米国系キャピタルのみならず世界的規模の投資会社・投資家も勃興するインドベンチャーを狙い、インドに拠点を置き活動を始めている。

 

そもそもはシリコンバレーなど欧米諸国でMBAを取得し新しい技術を学んだ多くのインド人が自国へ帰国した事が発端で、

IT都市として有名なバンガロールはもちろん、ムンバイ、デリー、グルガオンなどインド全体の多くの都市で続々と新たなスタートアップが生まれている。日本ではソフトバンクグループが大々的に投資活動を展開していることが有名だが、それ以外にもリクルートやドリームインキュベータなどが投資活動を開始しているのも一つの大きな傾向と言えるだろう。

 

下記にインドで急成長中のサイトを紹介する。

 

 

Bharat Bazaar

http://onlinebharatbazar.com/shopping/

 

ムンバイを拠点とする果物と野菜のオンライン市場企業Bharat Bazaarは、BeeNext社、Arin Capital社、Freecharge社の設立者、その他複数の企業からの初期資本で業務を開始した急成長のスタートアップ企業である。

 

この資金で事業規模の拡大及びインド国内の都市への事業展開をし、今年度末までの目標として50000の実利用者を獲得するという。

 

IIT(インド工科大学)ボンベイのエンジニアによって2015年7月に設立された同社(前Truce-True Price社)は、農家・エリア担当営業・卸売業者・食品加工業者そして輸出業者が提携したアプリを開発。企業が農産物を購入する際の利便性を考えたモバイルアプリであり、食材購入時に生じる仲介及び仲介料をなくすことを目的として開発されたものである。

 

 

ec-info201610_1_1

 

 

World Art Community

http://www.worldartcommunity.com/

 

グルガオンを拠点とする美術と工芸品の市場企業World Art Communityは、既存の投資家、企業家、エンジェルインベスター(注:ベンチャー育成のための資金提供及び経営アドバイスを行う個人投資家)などから、昨年5月に初期投資として20万USドルを調達。この資金をオンラインの自動化に当て、インド国内外の新しい都市へと事業を拡げるだけでなくアーティスト、工芸品の生産者そしてデザイナーにオンライン上に自身の店舗と作品を販売できる場を提供する。

 

このサイト上で成立した各商取引の10%が手数料としてかかる仕組みとなっている。

 

 

ec-info201610_1_2

 

 

Mystifly

http://mystifly.com/

 

オンラインの航空券サイト/MyFareBoxを運営するMystiflyは初回の投資額が501万USドルで、日本の非公開投資会社であるリクルートホールディングスが主導して企業の少数株式を所有している。

 

このMystiflyのネットワークは900の航空会社、70か国の供給業者で構成されている巨大なものである。

 

 

ec-info201610_1_3

 

 

Giftxoxo

http://www.giftxoxo.com/

 

Mahindra Holidays & Resorts Indiaも株を保有するGiftxoxoはハイキングや陶芸、絵画などのような趣味に活用可能なギフト券を提供しており、Club Mahindraの加入メンバーはこのギフト券を使用して提供されるアクティビティを体験出来る。

 

 

ec-info201610_1_4