東南アジア・台湾で最大級のECマーケットプレイスShopeeとは?
現在、日本から販売可能な国はシンガポール・マレーシア・タイ・インドネシア・フィリピン・台湾の6か国になり、各国にアカウントを開設することで販売が可能になります。
2015年にシンガポールで設立され、現在ではシンガポールをはじめ、マレーシア・タイ・台湾・インドネシア・ベトナム・フィリピン・ブラジル・メキシコを含む計14地域でそれぞれ各マーケットプレイスが展開されています。
競合でもあるアリババグループ「Lazada(ラザダ)」をおさえて販売実績とアプリダウンロードでNo.1になるなど勢いがあります。C2CとB2Cモデルが共存しています。
現在、日本から販売可能な国はシンガポール・マレーシア・タイ・インドネシア・フィリピン・台湾の6か国になり、各国にアカウントを開設することで販売が可能になります。
Shopeeのメリット
- ① 東南アジア+台湾での販売が可能
Lazadaでは販売ができない台湾への出店が可能なことがメリットの1つです。
台湾は日本の商材とのマッチ度も高く、日本セラーにとって魅力的なマーケットプレイスですので、東南アジアはもちろんのこと、台湾でも出店を考えている企業にはShopeeは打ってつけです。
- ② 販売手数料
販売手数料は売上総額の3%・決済手数料売上総額の2%・合計5%です。
2022年4月1日より「Shopeeウェルカムキャンペーン」を実施しており、新規セラーはアカウント登録後、3ヶ月間の販売手数料が0%となります。また初期費用や月額使用料などの固定費が無料ですので、コストをかけずに参入が可能です。更に、毎月抽選で選ばれた方にShopeeで使用いただける広告クレジットが提供されています。
- ③ 配送サポート
日本セラーの負担を少しでも減らすために、国際送料の一部をShopeeが補填します。(条件アリ)
また、フルフィルメントなどの配送サポートサービスも紹介可能なので、これまで越境ECを行ったことがない企業も安心して出店が可能です。
- ④ キャンペーンの招待
フラッシュセールやライブコマースなど参加できるキャンペーンが多くあり、Shopeeが用意する日本越境EC販売者専用のプロモーションサイトでも紹介していただけるため、集客面でのサポートが整っています。
- ⑤ データ分析
Shopeeではオススメのキーワードや売れている商品の情報を管理画面で調べることができます。
Lazadaと比較してもその機能は充実しているので、競合分析がしやすく、自社商品の販売戦略が立てやすいです。
Shopeeのデメリット
- ① 商品単価が低い
マーケット全体として商品単価が低く、単価の高い商品は売れにくい傾向にあります。
日本セラーの場合は国際送料の関係もあり、販売価格が高くなってしまうので、競合商品と価格勝負になった際に負けてしまいます。
- ② 早期で売上を確保するのが難しい
日本のEC市場と比較してまだまだ成長途中である東南アジアにおいて、日本のECほど早く売上を作るのは困難です。また、アカウント開設後直後は販売実績がないため、販売実績やレビュー獲得していく効果的な施策が必要です。
- ③ 外国語でのお客様対応
お客様とのやり取りは外国語になります。
Shopee側で出品情報についてはインドネシアや台湾向けには翻訳をしていただけますが、やりとりは基本的には利用者に任されていますので外国語で対応する必要があります。
また東南アジアの方は購入前にチャットで確認してくるケースも多く、丁寧かつ早いレスポンスが必要になります。
Shopeeのアカウント開設から販売開始までの流れ
アカウント申請はShopee Japan公式ウェブサイト(https://shopee.jp/)より申請フォームを提出します。招待メール受け取り・店舗開設を行いますが、アカウント申請時に指定されたエリアに対して招待メールから送信され手続きを進めていきます。
Seller Centreにログインした後、基本的なショップの設定を行います。購入者に見えるプロフィール写真や画像などを挿入して、会社説明やブランド紹介・取扱商品・発送日数なども設定を行います。
- Shipping Setting(送料設定)
日本郵便やDHLは「Other Logisitcs Providers – Japan」になります。
Days to Shipは発送までの期間になり、台湾は72時間まで、他の国は48時間が標準です。
- 商品登録
なおシンガポール・マレーシア・タイ・インドネシアは英語で作成し、タイ及びインドネシアは英語でアップロードすれば1-2週間後に自動的に商品名がタイ語/インドネシア語へ翻訳されます。
- 決済方法
Shopeeにおける決済方法はPayoneerを活用します。別途Payoneerアカウントを開設し、Shopeeアカウントとの紐づけ作業が必要になります。
また越境セラーになる条件としては下記です。
Shopeeにおける販売禁止商品
Shopeeは国ごとに出品禁止商品が異なります。
代表的な禁止商品は刃物・ 海賊版およびわいせつな出版物・政治や文化に悪影響のあるもの・アダルト製品・モバイルバッテリー・通貨・ラジオなどの通信機器・武器・防具・宗教を否定した商品・調味料(サッカリン、塩など)・医薬品・コンタクトレンズ・アルコール飲料・貴重品・特許権・実用新案権・意匠権・商標権・著作権・著作隣接権・育成者権を侵害する品物などになります。
物流について
商材や重さに応じて適切な物流サービスを選択可能で、Shopee独自の物流サービスであるSLS(シンガポールのみ)・日本郵便・DHL・FedEx・佐川急便・ヤマト運輸・ECMSに対応しています。発送後は、必ずセラーセンター上で追跡番号を入力する必要があります。
TRUE CONSULTINGができること
トゥルーコンサルティングはShopee・Lazadaを始め、America Amazonなどの出店・運営・売上UPの実績を持ち、「低コスト」で越境ECに参入かつ売上を作ることができます。
Shopee Japanと連携しているため、最新のルールやプロモーションを把握しておりますので、企業様のサポート体制は万全です。また英語・中国語ができるコンサルタントが在籍しておりますので、アカウント開設からアカウント運営代行・広告運用をまるっと行うプランをご用意しています。
Shopeeにこれから開店・出品したい企業様やShopeeのアカウントは開設済みだが売上が上がらない企業様などはぜひトゥルーコンサルティング(https://true-global-ec.com/shopee/)にご相談ください。