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eコマース企業が行うべき3つのアプローチ

2016/09/26

カテゴリー越境EC最新情報

 

eコマース事業を運営し続けることは決して簡単なことではない。

その大きな理由の一つとして企業が顧客に接触する機会が物理的にないため、初回購入へつなげ、そして商品や企業としての信頼を得るために多大な取り組みが必要となるからだ。

 

しかしその取り組み・アプローチを正しくすれば、ECサイトへ初めて訪れた顧客がその後継続して商品を購入する可能性が飛躍的に高くなる。RJメトリクス社の調査によると、とあるECサイトで買い物をした顧客の32%が初購入後1年以内に同サイトで商品購入を検討し、サイト初訪問から実際の購入(支出)へ至るまでの日数は30日以内に起こっているという報告がある。

 

最初の購入率を高めるためには様々なアプローチがあるが、異なるオプトイン方式を使用した際にその購入率が上がりやすい傾向があるということを発見した。それに加え、購読者及び加入者数を増やすためのメールによるマーケティングも有用なものなのだ。

 

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下記に「eコマース企業が行うべき3つのアプローチ」を記載する。

 

 1.ユーザー目線への焦点合わせと刺激

eコマース事業の最大の欠点は、顧客が購入を決定するためのステップ(製品に触れたり、匂いを嗅いだりなど)が行えないことだ。この問題の解決方法は現在では残念ながらないが、他の方法で補うことが出来る。

 

まずは高品質の商品を作り、どういう目的で、どのように使って、そしてそれによってどんな価値が得られるのかをアピールすることがフォロワーへの刺激となる。適切な価格提供を行うこと、送料無料や購入手順の簡素化などを行うだけでなく、商品を購入したいと思ってもらいそしてその商品を周囲に勧めてもらえるよう、さらにフォロワーとのつながりを持てるような商品・ECサイトを作成することが必要となる。

 

2.プッシュ通知のオプトイン方式の利用

※オプトイン:加入や参加、許諾、承認などの意思を相手方に明示すること。

 

プッシュ通知のオプトイン方式は、もともとモバイル用アプリケーションとして使用されていたが現在ではデスクトップWebサイトとして活用されており、ユーザーに”プッシュ通知の送付が可能かどうか”の許可を得る、というシンプルなもの。このプッシュ通知はデバイス(機器)を選ばず有効にすることが出来、実装費用の必要なアプリの構築や購入が不要なのだ。

 

ユーザーがオプトインを使い始めた途端、ブラウザなどを開いていなくてもリアルタイムで様々なお知らせ、おすすめなどを届けられる。その通知されたURLは企業側の望むサイト、ページが設定可能なため顧客を特定のページや商品に誘導可能となり、結果継続した購入へと導くことが出来る。

 

3.最先端のファネル方式の利用

※ファネル方式:見込み客から受注へと絞り込むこと

 

これはニュースレターの購読や最新情報をユーザーに受信してもらうための方法。

ECサイトを訪れたビジターですでにアカウント作成しログアウトをする段階にある場合、ユーザーがメールアドレスを含む個人情報を入力済みだ、ということだ。

規定値として必要なチェックボックスにチェックを入れる設定をしておくことでログアウト時に自動的にオプトインへと誘導が出来るため、この顧客に対し継続したマーケティングが行える。

 

さらにもしこのビジターがアカウントを作成し買い物かごに商品を入れたにも関わらず購入を途中で止めたとしても、その買い物内容を明記したメールの送付が可能なのだ。

 

 

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